藤原青果店

東武練馬駅の南口を出て左に約1分ほど歩くと、お客さんでにぎわう『藤原青果店』が見えてきます。
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店内には、旬の果物や野菜がたくさん並んでいます。淀橋市場から仕入れた野菜や果物は、味や品質を吟味し、国内産にこだわって選んでいるそうです。外国産のお野菜は、茹でたり煮た際に味が落ちることもあるそうですが、国産のものは味が濃く、しっかりとした歯ごたえを感じて頂けるそうです。
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お店に入ると果物の甘酸っぱい香りを感じ、思わず手にとってしまったのがこちらの巨峰と梨。季節を感じる味覚です。
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色ツヤが良く、太くて立派なお茄子。夏から秋にかけてが旬の茄子は、煮ても焼いても美味しく頂けるおススメの食材です。同店の野菜や果物は種類が豊富で、お料理や用途にあわせてお選び頂けます。
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お隣では、お惣菜も販売しています。ご店主の奥様が毎日心を込めて手作りしているお惣菜は、常時15種類ほどあります。その優しい味わいがお仕事帰りのサラリーマンやOLさん、近所の奥様などに大人気だそう。
取材中には、「スーパーのお惣菜は油っぽかったりするけど、ここのはいくら食べても飽きないのよ」と言って、お惣菜をたくさん買っていかれたお客さんも。野菜をたっぷりと使った炒め物や和え物やサラダなど、日替わりで様々なメニューが並びます。
「主人が体調を崩したときに、減塩でも美味しく食べられる料理を勉強したんです。調味料は身体に良いものを使っています」と、奥様のまゆみさん。お惣菜の販売を始めたことで、若い男性など、新しいお客さんが増えているそうです。
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奥様おススメのお惣菜がこちらの三品。
「なすみそ炒め」と「ポテトサラダ」、「かぶの煮物」の三品です。記者も試食させて頂きましたが、どれもとっても美味しく、食材本来の味を引き立たせる優しい甘みが印象的でした。お疲れ気味の胃腸にもぴったりです♪
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こちらのお惣菜は、1つ180円。3つで500円とお得になりますので、晩御飯のおかずに健康志向のお惣菜はいかがでしょうか。

この地で長く営業している同店。店頭では、お客さんとご店主の楽しそうな笑い声が響いています。
「お客さんと話をするのが大好きでね。この仕事は天職だと思うよ」と言う店主の藤原純夫さんは、元・飲料メーカーの敏腕営業マン。営業の仕事に打ち込んでいましたが、役職が上がるにつれデスクワークが増えていき、「もっと、お客さんと会話ができる仕事がしたい」と、以前から興味のあった八百屋さんに転職。
「このバナナ、冷凍庫で凍らせて食べるとうまいんだよ」と、お客さんに美味しい食べ方をお伝えしたり、配達でお年寄りのお宅に伺った際に用事を頼まれると、すぐに引き受けたりと、労を惜しまず働く藤原さん。人のために働き喜んでもらえることが、何よりもの喜びだそう。
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取材後に、「うちのスイカ、おいしいよ」と、記者へのお土産にスイカやお惣菜を下さいました。お家で頂いたところ、甘くてみずみずしくてとっても美味しかったです。
人情味あふれる藤原さんご夫妻が営む藤原青果店へ、皆さんもぜひいらして下さいね。

※価格は全て税込

藤原青果店
03-3931-9353
練馬区北町2-40-9(地図) 
9:30~20:00
定休日 日曜日、祭日
駐車場なし

※記事は2015年9月時点のものです。


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