博多ラーメン天慶

上板橋駅北口を出て徒歩3分のところにある『博多ラーメン天慶』。
創業は1998年。この地で17年間お店を営み、近くにお勤めの方や地元の方たちに親しまれています。

こちらが外観。店長さんのこだわりがつまったメッセージが書かれた看板が目を引きます。
19時から24時まで営業しているので、お仕事帰りやお酒の〆に立ち寄る方も多いそうです。

店内には6席のカウンター席と8人がけのテーブル席があります。テーブル席はゆったりとした造りなので、ご友人やご家族と一緒にくつろいでお食事を楽しめます。
同店は、お酒やおつまみ、焼めしなどのご飯ものなどサイドメニューも充実。カウンターでビール片手に餃子やおつまみを頂くなど、飲み屋さんとして利用されている方も多いのだとか。

取材時は店長さんが仕込みをされていました。美味しそうなスープの香りに食欲をそそられていると、「もうすぐ、できあがりますよ」と店長さん。同店の人気メニューをつくって頂きました。

こちらが同店の看板メニューの「ラーメン(800円)」。「辛子明太子ごはん(350円)」と高菜も出して下さいました。
さっそく頂いてみると、豚骨のコクと鶏ガラの旨味がとけこんだスープが何とも美味！麺は特製の極細麺で、このラーメンのために特注されているのだそう。5時間煮込んだ後、寝かせて味を染み込ませたチャーシューは、やわらかくてトロトロです。
ワンタンやからし高菜など、トッピングの種類も豊富なので、替え玉と一緒に注文して味の変化を楽しむのもおススメの食べ方だそう。

こちらの「博多ひとくち餃子(10個)700円」も人気の一品。
鶏がらスープで蒸し焼きにしたひとくち餃子は、焼き目のパリッとした食感と皮のモチモチとした食感の両方が楽しめます。美味しくて、一つ食べたら、もう一つ…とつい手がのびてしまいます。
その他にも、「ピリ辛ねぎチャーシュー」や「とんこつだし巻き玉子」などの一品料理や、期間限定メニューで長崎ちゃんぽんが登場したりと、九州の美味しいものをたっぷりと味わえます。

「それまでは板前として13年くらい仕事してたんですけど、ぶらっと入ったラーメン屋さんの店員さんの対応が素晴らしくて。ラーメンをつくるのもいいなぁと思ったんです」と語る店長の金子誠司さん。
有名ラーメン店で3年間修行後、出身地である福岡名物「博多ラーメン」を看板にしたお店を開店。板さんとして和食店で働いていた経験を活かして、お酒がすすむ一品料理や期間限定品など、いつも来て下さるお客さんに喜んでもらえるようなメニューを考えているそうです。
長く通って下さっているお客さんも多く、開店当時は赤ちゃんだった子が大きくなって成長した姿をみせてくれたりと、あたたかな交流もあるのだとか。
取材後には、「もったいないから、包んであげるよ」とひとくち餃子をお土産にもたせて下さいました。
あたたかな人柄の店長さんがつくる博多ラーメン、ぜひ一度、食べにいらして下さいね。