上板橋駅北口のロータリーの左手にある『立呑家 上板橋キンパチ』。
会社帰りにふらっと立ち寄れる駅近にある同店。提灯の灯りに誘われていらっしゃるお客さんも多いそうです。
黒板には、その日のおすすめメニューが書かれています。オーナーさんのメッセージが書かれた黒板の側には、白熊クンがちょこんと座ってお客さんをお出迎え。
店内には細長いカウンターが伸びていて、最大で15人ほどお入り頂けます。
同店は前金制となっていて、あらかじめカウンターに置いてある小さなかごにお金を入れておき、注文すると店員さんがそこから代金を受け取るというしくみです。
ほとんどのメニューが300円以下なので、気軽に呑めて楽しむことができます♪
同店の看板メニューが各種お肉のレア刺し。こちらは「生肉流 豚のタンレア刺し(300円)」。同店のレア刺しは加熱処理をしているので、安心してお召し上がり頂けます。昨今ではなかなか食べられないレア刺しは、ぜひ食べて頂きたいおすすめメニューです。
「生肉流 豚のハツレア刺し(300円)」と「生肉流 地鶏のレバレア刺し(300円)」も人気のメニュー。その他、本場熊本から取り寄せた馬刺しなどもリーズナブルな価格でお出ししています。
同店は、馬刺しの専門店に勤めていたオーナーさんが気軽に入れる立ち飲み屋さんをつくりたいと、2010年にオープンしました。
開店当初から少しづつ常連客が増え、今では週末はお客さんでいっぱいになるほどに。お客さんのほとんどは地元の方で、最近は会社帰りのOLさんや近所の主婦の方がお買い物帰りに立ち寄ることも増えてきているそうです。
記者も「天然馬ハイ(豆乳サワー)(350円)」とおいしいレア刺しを頂きながら、オーナーさんとお客さんとカンパーイ。
ときどき隣の方と肩がくっつくほど距離が近いため、自然とお話するようになり、お酒の力も借りて普段は人見知り(?)の記者もすっかり打ち解けて、オーナーさんやお客さんと話が弾みます。
「お酒は立って呑むほうがうまいんですよ」と言うオーナーの高橋さん。確かに酔いが回るのがいつもより早い気が…。
「LINE(ライン)とかツイッターとかが流行ってるけど、本当はみんな、リアルなコミュニケーションを求めてると思うんですよ。ウチは駅近でいろんな人が集まってくるから、普段あんまし関わんない人と話すことができるし、コミュニティーが生まれるんですよね」と、高橋さん。
ここで知り合って仲良くなる方も多く、出会いの場としても活用されているようです。
同じ街で暮らし同じ電車に乗っていても、ほとんどの人とは会話を交わす機会もありませんよね。ここではそんな相手と気軽に話すことができる、そんなところも同店が支持されている理由のひとつなのかもしれません。
みなさんもお家に帰る前にちょっと一杯、寄っていきませんか。
※価格は全て税込
立呑家 上板橋キンパチ
090-2722-3198
板橋区常盤台4-33-14 新井ビル1F(地図)
17:30~25:30頃
定休日 なし
駐車場なし
※記事は2015年7月時点のものです。