こっこ家はらぺこ

ときわ台駅南口を出て右に曲がり、飲食店が連なる通りを約1分ほど歩くと、『こっこ家はらぺこ』の看板が見えてきます。

2012年の春に開店した同店は、宮崎産のブランド鶏である「霧島鶏」を使った鶏料理や季節の食材を活かした創作料理など、バラエティー豊かなお料理をリーズナブルな価格で頂けると評判のお店です。

木目を基調にした和風の店内は、カウンター席とテーブル席とお座敷があり、幅広い年代の方におすすめです。掘りごたつ式のお座敷は足を伸ばしてゆったりとおくつろぎ頂けます。
常連さんに頂いたという小鳥のグッズがあちこちに飾られ、家庭的な雰囲気の店内は、小さなお子さんのいる家族連れにも人気です。お店の方はとってもフレンドリーなので、初めていらした方でも楽しい時間がすごせますよ。

店長さんおすすめの「とりの一夜干し(690円)」は、香ばしい匂いが食欲をそそります。干すことで旨味が凝縮され、口に含むと鶏肉の豊かな旨味が広がります。お酒もすすむこと請け合いです！

お店に来たら「レバ焼き(一皿430円)」も外せません。朝絞めの霧島鶏を直送してもらっているため、鮮度の良さは抜群です。そのため、レバー特有の臭みがなく、しっとりとして風味も格別です。レバー嫌いの方にもぜひ味わって頂きたい一品です。

さっくりと揚がった「とりの天ぷら(ハーフ440円、レギュラー640円)」は、素材の味を引き立たせる藻塩をつけてお召し上がりください。天然ミネラルがたっぷりと含まれた藻塩は、身体にも良いそう。やわらかいとりの天ぷらは、ジュワッとしたたる肉汁から甘みとコクのある旨味が感じられ、とっても美味。

「チキン南蛮(ハーフ490円、レギュラー690円)」も、ぜひ食べて頂きたいおすすめメニュー。とろっとしたタルタルソースがたっぷりとかかったチキン南蛮は、優しい口当たりで女性やお子さんに大人気だとか。
70日間以上平飼いをして愛情をかけて育てられた霧島鶏は、身が締まっていて高タンパクかつ低カロリー。高値で取引されている霧島鶏をお安く提供できるのは、店長さんが以前、仕入先の会社に勤めていたご縁で特別価格にて譲って頂いているからなのだそう。

「宮崎にいたときに鶏肉の美味しさを知って、この美味しさを皆さんにも味わって頂こうと、お店を開いたんです」と言う店長のこっこ鳥こと、三浦仁さん。
ずっと飲食業界で働いているという三浦さんの料理の原点は、料理が趣味だったお父様が手間隙かけて食事をつくる姿なのだそう。
「以前、働いていたお店がすごく忙しくて、もう無我夢中で料理していたときに、ちっちゃな子が『わぁ、これおいしーい』と僕がつくった料理を幸せそうに食べているのを見て、料理を出すことってすごく責任のいることなんだ、と思ったんです」。
その言葉が今も忘れられず、「安心して美味しく食べてもらえるように、一品一品を心を込めて丁寧につくること」をいつも心がけているそうです。
美味しい鶏料理が存分に味わえる同店に、皆さんもぜひいらして下さいね。